答えがない問題を解決する③アスリートの癖

あなたがいつも見ているスポーツ。

4年に1度のオリンピック。

そこで活躍しているアスリート。

彼らは如何にしてトップアスリートになったのか。

練習量はもちろんのこと、トップになるには何かあるのでは?

考えていきましょう。


▼トップアスリートに共通するのは何か

あなたが、応援するアスリートは誰だろうか?

先日、続行を決めた浅田真央さんだろうか?

それとも野球、サッカー、水泳、もしかしてマイナーな競技だろうか?

私は年代が分かってしまうが、三浦知良さんである。

なんと言っても、他の選手以上の「走り込み」である。


今、野球の監督の工藤公康さんは空手でいう型、「構えてから振りかぶって投げるまでの動作」を何回も何回もしたそうである。

身体をスムーズに動かすためであろう。

日本の武道(鹿島○○流だった気がする)にも、剣を構えてから振る(斬る)動作を1日3000回練習する流派があった。

トップアスリートの練習量は私たちからしたら尋常ではない。

だからこそ、トップアスリートになれるわけであるが、もうひとつ共通することがある。

これはトップ中のトップアスリート、さらにトップ経営者、売れ続けている芸能人など、トップに立つ人に共通するものとおもわれるが、それは「強い癖」である。

性格といったほうがよいかもしれない。


▼強い癖とは

強い癖とは何か?

それは、「潔癖症」「ナルシスト」「自信過剰」
    「浮気性」「現実逃避」「強すぎる信念」

などである。

トップアスリートはこの強い癖を持つひとが多い。


これを踏まえ、あなたの周りを見渡して欲しい。

こういう人はいないだろうか?

バカと天才は紙一重とはいったが、強い癖を持つ人はもしかしたら、あなたが知らないだけで、会社の中でトップクラスに立っている人かもしれない。


トップ営業マンなんかは強い癖を皆、持っているのではないか?

24時間仕事という癖を持った伝説の営業マン、あるベンツを売る営業マンは自ら高すぎる目標を掲げ、必ず目標を達成し、達成後バカンスに海外へ行く。

経営者の場合は癖というかステータスとして高層マンションの最上階に住んでいる。

これも一種の強い癖である。


▼なぜ、トップアスリートは強い癖を持つのか

彼らの癖は私達には否定したくなるが、なぜ、強い癖を持つのか考えたことはありますか?

トップアスリートというもの、私達とは違い高すぎる目標を達成しなければならない。

それは、メダルを獲るということ。

最低でも銅メダルは獲らないとアスリートとして次がないのが彼らの現実。

最低でもメダルを獲るというストレスと天秤で釣り合うのが強い癖なのだ。

現実逃避とは違うが強いストレスから解放された日常生活の反動は大きく、その為に強い癖が生まれるのである。

トップアスリートにとって、強い癖は必要不可欠なのである。


さて、あなたの番である。

これから仕事のトップに立とうとしているあなたは強い癖を受け止めなければなりません。


▼あなたがトップに立つには

トップに立つアスリートはメダルという高すぎる目標に向け日々練習をしています。

あなたがトップに立とうとしているならば、

「高すぎる目標」を持たなければなりません。

次は、どう達成するかです。

トップアスリートは1日最低5時間も練習に費やします。

あなたの場合はどうしますか?
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あなたの場合は高すぎる目標を絶対達成するために、

「必ず達成できる具体的行動計画」

を作ります。

これは、絶対達成するための計画作りなので強いストレスになります。

ですから、あなたが「気持ちいい」「気分がいい」と思うことを大きく取り入れてください。

「強いストレス」と「気分がいい」を天秤にかけ釣り合うようにしなければなりません。

大きなご褒美でもいいでしょう。

計画を立てたら、達成は間違いがないので、計画を実行しつつ、更に上の計画を立てていきます。

あとは、繰り返しです。

忘れてはいけないのはトップアスリート同様、一度でも「ダメ」というレッテルを貼られるとなかなか剥がすことが出来ないということです。

これだけは忘れずに。