答えがない問題を解決する②仕事のムダ
今回は仕事のムダについて考えていきましょう。
ムダがない=段取り上手
といえます。
そもそもムダとは何でしょうか?
・必要のない行動をする
・仕事をするスピードが遅い
・二度手間
など他人から見た時に感じる行動です。
では、ムダが無いとは何でしょうか?
あなたの周りにありませんか?
私が思うのは、料理人です。
・例えば、火に鍋をかけながら違う調理をする
・2つのフライパンを使い同時に調理をする
なと、2つ以上の仕事を同時並行で行っています。
なぜ、料理人はムダなく仕事ができるのか?
答えは「慣れ」です。
といえば簡単ですが、「料理の予測をすることができる」からです。
予測?と思われますが、あなた自身が経験済みなのです。
例えば、AM8:10にバスに乗らなければならない。
その為にはAM 7:00に起きる。
AM 7:10に朝食を食べる、洗面所、トイレに行く。
AM 7:50に着替える。
AM 8:00に家を出る。
という生活。
予測できているとは、
朝は家族全員慌ただしい為に、あなたはトイレの順番待ちになることがしばしばある。
しかし、「AM 8:10のバスに乗るためにこのあとどうするべきか」予測することができるので、バスに乗り遅れることなく会社へ行くことができるのです。
先ほどの料理人も同じです。
次々と注文が来てもこの料理はこういう料理だから、ここでは弱火でゆっくりと火を通してもいい、いつもは茹でるが湯が沸くまで時間がかかるから、今日は先ほど使った蒸し器で蒸すことにしようとか予測できているからこそ、ムダがないのです。
あなたも予測する力を身につけることで、ムダを少しでも無くすことができるのです。
では、予測する力を身につけるにはどうすればいいのでしょうか?
あなたの考えを書いてみましょう。
( )
※大切なのは正解、不正解ではなくあなた自身が考え、
書くこと。
いくら本を読んで知識を知っても、あなたが自分で
考え、その考えを自分の言葉で発していかないと、
また同じことで悩み、本を読んでの繰り返しになり
ますよ。
2年前までの私がそうでしたから。
ー私の考えー
私の考えは2つあります。
①仕事の棚卸し
②日常生活のムダを無くす
です。
①仕事の棚卸し
まず、あなたの仕事の内容を全て書く。
例)アポイントメントをとるために電話をかける。
お客さま訪問。
お客さまと話をする。(お客さまの会社の実情、
お客さまのニーズなど)
得意先に寄る。
昼食をとる。
会社に帰り、日報を書く。
仕事の内容を細分化する。
・お客さまのアポイントメントをとる
→時間を聞く、話したい内容をあらかじめ
伝えておく。
・得意先に寄る
→○○にポイントを置いた話をするか。
など内容を細分化する。
仕事の内容に優先順位をつける。
1.アポイントメントをとる為に電話をかける。
2.得意先に寄る。
3.お客さまと話をする。
4.昼食をとる。
5.日報を書く。
順位をつけたら、下位の仕事内容を(この場合は5番)
空いた隙間時間に出来ないか考える。
※細分化したことで内容が分かり、順位付けを
しやすくしている。
②日常生活のムダを無くす
あるシェフはトイレに入る時ですらムダを無くす。
どういうことかというと、トイレに入る時は、
すぐに便座に座れるよう、お尻からトイレに入る。
あなたが日常生活で出来ること。
・TVを見ることは考えることが無いので見ない。
・とりあえず、1週間だけ料理を作る
(1食3品、30分以内)
料理を作ることでムダを無くすということを学ぶ。
・例えTVを見るとしても、新聞を読みながら見たり、
他の作業をしながら見るようにする。
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というのが私の考えです。
大切なのはあなたが考えたことを行動して、ムダを無くすこと。
ぜひチャレンジしてみてください。