答えがない問題を解決する①コミュニケーション

現在はスピード重視の時代です。

スピードがあるところに需要が生まれるのが今。

問題解決も同じです。

答えがない問題をスピードを上げて解決しなければなりません。

今回は答えがない問題である「コミュニケーション」を一緒に考えていきましょう。

あなたはコミュニケーションで悩んだことはありますか?

ほとんどの人は悩んだことがあると思います。

特に営業・販売の仕事をしている方は悩んでいると思います。

スピード問題解決には細分化が欠かせません。

まず、コミュニケーションという塊を砕きます。


▼コミュニケーション(細分化)

①話しかける
②話す
③聞く
④話の内容
⑤話しているボディランゲージ

コミュニケーションを細分化するとこんな感じでしょうか。

もしもっと細分化できるのであれば、細分化してください。
細分化した各項目に普段のあなたを書き加えていきます。

▼普段のあなたをイメージする

それでは、立ってください。

立ったまま、いつもあなたが職場などでコミュニケーションをしているイメージを浮かべてください。

十分イメージをできたならば、その立ち位置から3歩先に進み、先ほど立っていたところを見ます。

目線の先には、いつものコミュニケーションをしているあなたがいます。

あなたは、コミュニケーションをしているあなたを客観視してみてください。

どう映っていますか?

どんな印象が浮かびましたか?

それでは、先ほど細分化した項目に客観視して気づいたことを「具体的に」書き加えていきましょう。


▼気づいたこと

ー例)ー

①話しかける時に「すみません」と申し訳ないように
 話しかけている
②話す声が小さい
③話を聞いたあとすぐにその場から離れる
④結論が最後になっている
⑤直立不動

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次に、あなたが書いた客観視した気付きをコミュニケーションの相手から見た目線で書いていきます。


▼相手の目線

ー例)ー

①「すみません」と申し訳なさそうに話されると
 「なんだこいつ」とおもってしまう
②声きが小さいと何をやらせてもダメに思える
③こちらが話した後に何か話してくれないと
 「理解したのか」と思う
④まずは結果が知りたい
⑤緊張しているのは分かるが、それではお客さま
 相手に出来ない

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書いたならば、あなたが書いたことを読み返してください。

あなたがどうするべきか見えてはきませんか?

もし、あなたが尊敬する人物がいましたら、そのひとのコミュニケーションも参考にしながら理想のコミュニケーションを作り上げましょう。


▼今後のあなた

ー例)ー

①「すみません」ではなく、堂々と話す
②普段から声を大きく話すようにする
③相手が話終えたら話を繰り返す(オウム返し)
④起承転結ではなく結起承転
⑤頷く、はい、ええ、とたくさんのボディランゲージをする

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あなたが今後やるべき行動は小さく簡単から始めてください。

始めから無理をしても挫折するだけです。

慣れてきたら、理想を大きくすればいいのです。

もし、行動して何も変わらないのであれば①~⑤の項目を見直してください。

そして、必ず決めたことを実行するために、①~⑤のチェックリストを毎日行ってください。

かのベンジャミンフランクリンは自ら決めたルールを毎日チェックしたそうです。

今回の場合はコミュニケーションの変化をあなた自身で評価しなければなりません。

評価基準は相手の表情、あなたへの声かけ、相手のテンションとあなた自身で決めてください。

「答えがない問題をスピード解決する」今回はこれで終ります。