中国の投資に見る南沙諸島問題
今回の南沙諸島問題。
海の領有権はどこの国のものかということです。
あなたの考えは何でしょうか?
この問題を視点を変えて考えていきましょう。
日本と中国。
この2つの国はアジアの高速鉄道で熾烈な争いをしています。
どちらになるのか分かりませんが、「投資」というキーワードがもしかしたら南沙諸島問題の解決につながるかもしれません。
それでは、中国の投資について考えていきましょう。
中国の投資の仕方は全てセットでの投資となります。
例えば公共事業。
彼らは事業社員家族+飲食店のセットで投資する。
なぜなら、そこに住み着くからである。
また、事業社員が自国の食事に困らないためだ。
しかし、問題がある。
公共事業をするのは中国人のみなので、地元の雇用が増えない。
公共事業のノウハウを教えてくれない。
なので、公共事業に劣化などの問題が起きても地元の人達には治すことができないのである。
ここで、3つの目線で考えていきたいと思います。
▼投資先の国の目線
・中国から多額の投資資金が入る
・流通、インフラの利便性が良くなる
・これを気に安い中国製品が入り、国民の質が上がる
▼投資先の国の国民の目線
・公共事業のノウハウがわからないので、
治しようがない
・雇用が増えないので、活性化に繋がらない
・安い中国製品が入り生活の質が上がる
・中国人はそのまま住み着くので、我々の
仕事先がなくなる
▼中国の目線
・公共事業のノウハウを教えたならば、かつて
の日本と中国のように他国に製造技術を盗まれる
・投資先の国との結び付きにより、資源を確保
しやすい
・各国に中国の影響力を広めることができる
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投資先の国では公共事業、インフラが良くなるので、大歓迎です。
なおかつ、莫大な資金が入るわけですから、当たり前です。
しかし、国民にとっては迷惑な問題となります。
一見すると、中国は問題だとなるわけです。
ただ、中国人が住み着くので仕事が無くなるのというのは間違った見方です。
そもそも、仕事は自ら作り出すもの。
仕事に就くものではありません。
今の日本も同じです。
せっかく大学までいったのであれば、何か起業したほうが大学を出たかいがあったというものです。
組織の中で数少ないポストを奪い合っては平のまま終わる。
何の為の大学かわかりません。
それはともかく、投資先の国の優先順位は国民ではなく、投資資金となるわけです。
これは、発展途上国だけではなく、どの国にもいえることではないでしょうか?
さて、今回の南沙諸島の問題。
中国のアジアに対する莫大な資金による投資。
また、AIIBによる中国の影響力。
この2つにより、自然と解決に向かうのかもしれない。
あなたはどうお考えを持ちますか?