普天間基地問題は解決出来るのか?
なぜ、沖縄の問題は解決しないのか。
辺野古から普天間への基地移動だけなのはなぜか、考えていきましょう。
今日はアメリカ軍基地があることによるメリット・デメリットを見てましょう。
▼デメリット(今の状態が続くデメリット)
・アメリカ軍用機体による事故。
・アメリカ軍隊員による犯罪被害
長く沖縄県の人々はこれに困り、沖縄県から出ていって欲しい理由。
しかしながら、日本政府は曖昧にしたままです。
そして、私達も沖縄県民をただ見守るだけしかできません。
▼メリット(今の状態が続くメリット)
・アメリカと日本の経済発展
日本からアメリカに輸出されるモノ・サービスの金額は約10兆円になります。
これは、中国への輸出に並びます。
それほど大きいのです。
もし、アメリカに出ていって欲しいと言ったらどうなるでしょう?
あなたがアメリカの立場ならどうしますか?
まず、日本への印象が悪くなります。
次に、何か日米間での取り決め(例えばTPP)があれば、今以上に日本に厳しい取り決めを他国とタッグを組んで押し込んでくるでしょう。
押し込んでこないにしても、無意識に心が働くでしょう。
人は一度、悪くなった印象はなかなか変えることが出来ないからです。
これは経済に大打撃となります。
日本と中国の関係がそうです。
中国がまだ経済大国になる前までは、日本から中国へ色んな企業が進出していきました。
工場、店など建てそこで中国の人達と共に働きました。
しかし、中国の経済発展が進むにつれて強制労働などの話が中国全土へ広がり、日本へのデモが起こり日本企業は壊されたことが、ニュースになったのを覚えていると思います。
ここまではいきませんが、印象が悪くなるのは確実です。
もう一つ、メリットとなるのが、
・「日本はアメリカに守られている」
ということです。
そもそも、日本の自衛隊だけで日本全てを守ることができると思いますか?
過去には尖閣諸島の中国人上陸、尖閣諸島の中国船漁業、小笠原諸島沖での珊瑚乱獲、韓国による竹島占領と色々とあります。
これが答えです。
日本の自衛隊だけでは日本全てを守ることが出来ないのです。
誤解して欲しくないのは全てとなると守れないと言っているのです。(これに関しては後程)
ともかく、色々と問題が起きやすいのは事実。
ではどうするのか?
今回の安保理法案関連が一つのキッカケとなるかもしれません。
お隣の韓国。
韓国では、若者に2年間の兵役があります。
これは「義務」です。
日本でも今後、この制度を取り入れることになっていくかもしれません。
北の北方領土から南の尖閣諸島となると、先ほど言った日本の自衛隊だけで日本全て守ることが出来ないからです。
防衛費だって莫大な金額が必要でしょう。
その金額をどこから捻出できるでしょうか?
さて、沖縄県の問題になりますが、
もし、日本に兵役が加わるのであれば、今よりも少しだけ沖縄県の負担が減るのではないでしょうか。
ただし、それでも経済の面から沖縄県から出ていって欲しいとはなかなか言えないと思います。
あなたはこの問題どう捉えますか?