アイドルの卒業に見る独立に必要な3つ

あなたはアイドルの卒業に何を感じるだろうか。
では会社からの独立には何か感じないか。

今回は私が感じた3つの事を述べて行きます。

【①あなたの顔が知られている】

顔とは何だろう。顔とはあなたの顔だ。
あなたはモノを買うとき、何を基準にしているのか。
具体的に言うと、あなたは保険に入るとき、何を基準にしていますか。

保険の内容もそうだが、誰でも良いという人はいないだろう。
保険は付き合いで入っているのではないだろうか。
セールスであなたがモノを買うとき、知っている人と知らない人どちらからモノを買うだろうか。
知っている人だろう。

これは、独立にも言える。
独立した時、あなたの顔が履歴書になる。
お客さんがあなたの顔を知っているだけで話が進む。
芸能界も同じである。仕事はマネージャーが獲ってくるだろうが、商品であるタレントの顔が知られているのと知られていないのとでは、全く違うだろう。

顔というのは安心でもある。顔が知られているというのは安心を売っているとも言える。
この顔を知っているから安心する。たまにしか、もしくは初めて見る顔ば警戒する。

【②実績がある】

実績があることに越したことはない。実績は、お客さんからの評価である。
しかし、実績は必要であるが、頼りにするものではない。

実績がないのであれば、作り上げるしかない。
営業成績トップの人間が独立後、営業販売の会社を作ったとする。しかし、いくら実施があったとしても勤務時代と比べて売れないものだ。
なぜなら、売っている商品が勤務時代の商品と違うためだ。
商品が違うということは、その商品でのあなたの実績はゼロということだ。(無論、前会社のブランド力もあるが)

芸能界も同じ。例えばアイドルから女優へ転身しようとすると、畑が違うため実績はゼロだ。
多くのアイドルが女優へ転身というと、舞台が主になる。
今のアイドルは、昔と比べ数が多い。数が多いということは、女優になれる確率は低い。
アイドルから女優への転身はかなり難しいと言える。
まして、グループはトップでも自身がトップでない場合は尚更無理だ。

独立に話を戻すが、実績をつけるまで何でお客さんにアピールするか。
それは人物像である。見た目、雰囲気、話す言葉などである。お客さんは人物像を感じて信頼する。信頼によって商品を買ってくれる。

【③自分の棚卸しができる】

今、自分に何ができるのか、自分自身がわかっているだろうか。
あなたが目標を決めたとする。会社を作るでもいいし、俳優になるでもいい。最初にやることは、今の自分には何が出来るのか、棚卸しをすることだ。

あなたは今の仕事が出来ているのか。あなたのお客さんは何人いるのか。あなたを知っている人は何人いるのかなどだ。
棚卸しをすることができるかできないがで、あなたの今後が変わる。棚卸しをしなければ、何をやればいいのかがブレてしまうのだ。

仕事ができないのであれば、会社経営はやめた方がいい。
本来の私は仕事ができると思い、自分が会社経営すればうまくいくと思っているのであれば、経営を舐めているとしか思えない。

芸能界も同じ。ろくに台詞も読めない漢字がわからない、私は顔で勝負するからといって俳優を目指すのであれば舐めているとしか思えない。

棚卸しはあなたの今後の方向を決めるのだから、慎重にやって欲しい。

【終わりに】

以上3つ挙げたが、ようは本気でやろうとしているのかだ。
マンガ「ガラスの仮面」で女優の役を目指すために山籠りもしたが、本気になればそこまでいくだろう。

アイドルの卒業、会社からの独立で問われるのは「あなたは他人を蹴落としてでも、その仕事をしたいか」だ。