集団的自衛権とギリシャ財政緊縮策の考え方①

この2つの問題を簡単にしたいと思います。

私も複雑に話しているのを聞いて訳がわからなくなったりします。

いくら複雑に考えても答はえはでません。

世の中は実にシンプルに出来ています。

幾何学図形も、人の生き方も、人間関係も、シンプルです。

それを勝手に複雑にしているのはあなたです。

もっと簡単にしていいのです。

昆虫のアリは餌を見つけたら巣に持ち帰ります。

巣の中にある一つの部屋は餌の貯蔵庫です。

しかし、餌が色々と散らばっていて汚い部屋になっています。


因みに、あなたの部屋はどうですか?

綺麗ですか?汚いですか?


アリにはこの汚い部屋を片付ける簡単な方法があります。


それは、

①餌を掴んだら方角はどこでもいいので、餌もしくは
 壁にぶつかるまで真っ直ぐ歩く。

②ぶつかったならば、そこで餌を離し、離した餌以外
 の餌を探しだし、また掴み①の行動を行う。

 (例えば、餌を掴み西の方角に真っ直ぐ歩く。その途中
 違う餌・壁にぶつかったならば餌を離す。そして、違う
 餌を探しだし、これを繰り返す。)


実際に行うとわかりますが、いずれ餌が一ヵ所に集まります。

こんなシンプルな行動で片付けが出来るのです。


集団的自衛権ギリシャ財政緊縮策の考え方も同じ。

まずは集団的自衛権を考えます。


集団的自衛権

Aという国があります。

A国は B国と隣接しています。

A国と B国は昔は一つの国でした。

A国には資源が乏しく B国には資源がたくさんあります。

A国は B国の資源が欲しいために A国 B国共に統一しようと B国に戦争を仕掛けました。

戦争を仕掛けられた B国は国連を通じて C国に助けを呼びました。

助けを呼ばれた C国は B国を助けるため A国に戦いを挑みます。

しかしながら A国は強く C国は少しずつ兵力が少なくなっていきます。

そこで、 C国はあなたの住んでいる国に助けを呼びました。

C国とあなたの住んでいる国は同盟国だったのです。


さて、あなたの住んでいる国には「憲法で戦争の放棄」というものがあります。

しかし、国会において集団的自衛権という、同盟国が戦争に巻き込まれた時に同盟国を守る為に戦争に加担出来るという、法案が採決されようとしています。

さあ、あなたはどう考えますか?

戦争はよくないのは誰でも分かっています。

しかし、同盟国とはいえ相手は人間です。

あなたは、見捨てられますか?


例えが悪ければ、これはどうでしょう。

同盟国である C国に A国のテロ攻撃がありました。

その際、現地に住んでいる、あなたが住んでいる国の人も巻き込まれました。

さあ、あなたはどう考えますか?

同盟国と共に A国に戦いを挑みますか?

戦いを A国にまかせて黙っていますか?

ただ、喪にふくしますか?


なぜ、集団的自衛権は必要なのか、沖縄のアメリカ軍基地移設との関係は?


あなたはどう考えますか?