年金情報流出事件から学ぶビジネス

年金情報流出から何を学べるか?

あなたは何を学んだでしょうか?

この事件の概要は「送られたメールを開いてしまった為にウィルスに感染し年金情報が流出してしまった」ということです。

今回のポイントは、「なぜメールを開いたのか」です。

あなたは来たメールを何でも開きますか?

とても怖くて開きませんよね。

私もそうです。

今回、なぜ、開いたのか?

それは、「信用出来そうな名前」のところから来たからです。

よく、電話を使った詐欺には信用出来そうな名前が使われたりしています。


★ここでのポイントーーーーーーーーーーーーーーーー

信用できる名前もそうですが、信用出来そうな名前にも人は信じてしまいます。

そして、相手に信用できると思ってもらえれば相手に行動してもらえる。

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それでは、考えてみてください。

このポイントをビジネスに使えないでしょうか?

あなたは、営業マンでしょうか?

違うのであれば、営業マンになったつもりで考えてください。

営業マンがお客さまから商品を買ってもらうにはなにが必要でしょうか。

それは「信用」です。

あなたも信用がない人から商品を買いたいとは思いませんよね。

信用はとても大切です。

では、信用を作るにはどうしたらよいでしょうか?


こちらから信用してくださいと言ってもかえって不信に思われています。

では、相手から信用されるまで待つのはどうでしょう。

それでは、時間がかかります。

どうするか?

両方の間を取りましょう。

「相手先が何で困っているのか情報を見つけ、相手先が欲しい情報を探しだし、相手先が欲しいときに情報を提供する」

これが間を取るということです。

では、いかにして相手(得意先)の必要な情報を得るのか。

それには、相手先の情報を知る必要があります。


★相手先の情報を知る3つのポイント

①インターネット ー 市場、強豪など調べる

②店へ行く    ー 商品情報、お客さんの動向
           、会話

③決算書     ー 会社情報


この3つのポイントを調べることで相手先の情報、仮説ではありますが、相手先の問題を考えることができます。

それにより、相手先が必要な情報を集めることができます。

あとは、相手先へ訪問の際にさりげなく資料として渡してもいいでしょう。


ビジネスにおける信用に必要なのは相手先の必要としている情報をすぐに提供することです。

例えばあなたは広告会社に努めているとして、相手先が「広告で○○○人集めたい」という話が出たとする。

あなたが信用されるためには、必ず○○○人集まる広告をつくらなければならない。

そのための確実な資料をあなたは提供しなければなりません。

いや、その前に相手先からそういう話が出たときにはすぐに「こういう広告であれば○○人は集まることが出来ます」と言えなければなりません。

そして結果を出さなくてはいけません。

これが信用されるということです。

あなたは、相手先から信用されていますか?