憧れの仕事でトップクラスに立つ為には①
あなたの職業は何だろうか。
経営、事務、営業、製造、専門、労務、販売、スポーツ、公務員のどれかだろうか。
その他だろうか。
幼い頃に夢を見て、大人になるに連れて自分の能力を評価して今の仕事に就いたのはないだろうか。
もし、あなたがなりたい職業に必ず就けるとしたら何を選ぶだろうか。
色々ある職業のなかで、
今日は、パティシエについて話そうと思います。
■パティシエ
パティシエの年収は平均295万円である。
まず、あなたはパティシエと聞いて何を浮かべるだろうか。
お菓子? 格好いい? フランス?
あなたにはいいイメージしかないと思うが、そんな華やかな所ではない。
あなたの近所を見回して欲しい。
パティシエが働くお店は毎年増えているだろうか。
変わらないはずだ。
パティシエは厳しい世界だ。
学校を卒業して、パティシエとして就職についても、3年後には6割以上が辞める世界だ。
例え、残ったとしても自分のお店を開ける人は1割にも満たない。
これは、お金の問題よりお客さんがいるのかどうかの問題である。
これは事実だ。
あなた自身が証人である。
あなたはケーキを買うときには何処で買うだろうか。
有名ブランドの姉妹店とブランドがないケーキ店のどちらで買うだろうか。
有名ブランドの姉妹店ではないだろうか。
お店を開くには余程の何か(例えばブランド)がないと開けないのだ。
しかしながら、あなたがパティシエになりたいのであれば、どうしたら繁盛店になるのか、考えてみて欲しい。
まずは、ノートを用意して書きながら考えていきましょう。
あなたが思う、繁盛店に共通するものは何だろうか?
( )
あるだけ書いて欲しい。
次に、あなたが思う繁盛店の他店にない特色は何だろうか?
( )
これもあるだけ書いて欲しい。
私が思う共通するものは、
・ブランドの姉妹店
・広告宣伝が多い
・店が広い
・駐車場が広い
・価格が高い
・コンクールでの成績が良い
・店がオシャレ
と浮かぶのがこんなところだろうか。
次に特色としては、
・記念日のケーキが豪華
・他店にはない、独自のスイーツがある
・それも、常識を覆すスイーツである
・一つの商品に絶対の自信がある
・商品にその土地の名前がついている
・有名観光地に店がある
こんなところである。
あなたが書いたノートを見て、どう思っただろうか。
書いてみてください。
( )
その中からキーワードを探してください。
( )
私の場合は、「独自、土地の名前、広告宣伝、コンクール」というキーワードが浮かんできた。
さて、今のあなたが立っている進捗はどの位置だろうか?
パティシエになろうと思った所を1にしてパティシエになった所を100とする。
1→100まで線を引く。
1ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー100
では、今のあなたがいる位置に印を付けてください。
印を付けたならば、あなたが引き出したキーワードを見て、「今のあなたの位置に当てはまるキーワードを」探してください。
( )
例えば私の位置が13とすれば、当てはまるキーワードは「独自、コンクール」となります。
それでは、今のあなたとキーワードを結びつけてください。
( )
どうてしょうか。
結びつけることか出来たでしょうか。
私の場合は、
・独自のスイーツを作り出す
・コンクールで優勝する
です。
さらに、具体的にしてください。
( )
私の場合は、
・独自のスイーツを生み出す為にアイデアを毎日3個ノートに書く
・コンクールに出るためにまずは、勤め先の店の仕事の流れを掴む
となります。
どうてしょうか。
あなたのやるべきことが見えたでしょうか。
ここで、一つだけ。
あなたが考え、引き出した答えに不正解はないです。
ですから、あなたが自ら引き出した答えに不安を持たなくていいです。
他人と答えが違うのは当たり前。
あなたは、あなたなのですから。
あなたが出した答えはあなたにとって正解の答えです。
自信を持って「やる」と決断してください。
あと、アドバイスとして1つ。
天才は努力で作られます。
画家のピカソも、漫画家の手塚治虫も、歌手の美空ひばりも天才と呼ばれる人たちは、量をこなした努力家です。
1日3枚、数十年も繰り返した画家。
生涯10万ページ書いた漫画家。
生涯1500曲、歌を吹き込んだ歌手。
あなたは、パティシエです。
パティシエも量です。
例えば、アイデア。
あなたはスイーツのアイデアを毎日いくつ考えていきますか?
( )
スイーツ作りもそう。
あなたは毎日いくつのスイーツを作っていきますか?
( )
最後に。
さあ、あなたは有名なパティシエに「いつ」なりますか?
( )
期限を決めましょう。
もし、パティシエになる途中で悩むことがあれば、もう一度見直してみてください。
あなたが有名なパティシエになった姿、すばらしい光景です。
ありがとうございます。